偏頭痛 もくじ
・ 偏頭痛とは? ・ 偏頭痛の原因 ・ 偏頭痛の対処法 ・ 偏頭痛の予防法 ・ 偏頭痛Q&A ・ 偏頭痛の施術法
偏頭痛とは?
偏頭痛は20~40代の若い女性に多くみられる症状です。 痛みは頭の横やこめかみのあたりに現れ、ズキンズキンと脈を打つような感じで痛みます。 片側で痛むことが多いですが、両側で痛むことも少なくありません。 特に両側で痛みがみられる場合は症状が強いことが多く、吐き気や嘔吐、光や音に過敏になったりします。 偏頭痛が起こる前兆には、目の前がチカチカと光る閃輝暗点という症状が現れることがあり、この症状が現れてから数分から1時間ほどで頭痛が起こります。 偏頭痛は周期的にみられるのが特徴的で、およそ月に1・2回、頻度の多い方は週に1回のペースで繰り返します。
偏頭痛の原因
脳の視床下部という場所は自律神経や飲食などの中枢であり、ホルモンの分泌もしています。 この視床下部が刺激されることで脳血管が急激に拡張したり、三叉神経が影響され炎症を起こし痛み物質が放出されることで偏頭痛が起こるといわれています。 視床下部を刺激する原因となるものには ・不規則な睡眠 ・空腹 ・飲酒や喫煙 ・チーズやワインなどポリフェノールの含まれるもの ・ストレス ・騒音 ・強い光やにおい ・気圧や気温の変化 ・女性ホルモンの変動 など、さまざまなものがあります。 それに加えて、なにごとにも真剣に取り組んでいる人や神経質な性格の人は偏頭痛になりやすいという特徴があります。偏頭痛の対処法
①安静
偏頭痛が起こったらなるべく早く横になれるまたは休める場所にいきましょう。 無理に体を動かしてしまうと血流がよくなってしまい、痛みが悪化してしまうおそれがあります。②音や光を避ける
偏頭痛が起こると音や光に敏感になり、痛みを悪化させる原因になります。 なるべく静かで部屋が暗い場所で休むようにしましょう。③頭を冷やす
痛みがでている部分をアイスパックなどで冷やすようにしましょう。 血管は冷やすことによって収縮するので、血流を抑え痛みを和らげることができます。④偏頭痛に効くツボを押す
偏頭痛に効くツボはいくつかありますが、ここでは横になりながらでも簡単に押せるツボを2つご紹介していきます。 もし可能であれば親指の腹を使ってゆっくりとグーっと押してみてください。<手三里(てさんり)>
肘を曲げてできた横シワの外側から手首に向かって指3本のあたり
<合谷(ごうこく)>
人差し指の外側をなぞっていき、手の甲にある骨の真ん中
偏頭痛の予防法
・偏頭痛の周期チェック
頭痛がどのくらいの頻度で起こるのかチェックしてみましょう。 頭痛が起こる前にどんな生活や体の変化があったかを確認し、原因を特定してそれを改善するようにしてみてください。・規則正しい睡眠
寝すぎや寝不足は偏頭痛を起こす原因になります。 なるべく平日と休日で大きな睡眠の差をださないようにしましょう。・ストレスを溜め込みすぎない
過度にストレスを感じたり、またそれが解消されることで自律神経に変動が起きます。 すると、自律神経の中枢である視床下部が刺激され偏頭痛を起こすおそれがあります。 定期的に軽い運動をしたりするなどストレスを溜め込まないようにしましょう。・食事
偏頭痛の予防にはビタミンB2やマグネシウムが含まれるものがよいです。 海藻類や豆類、ヨーグルトやレバーなどを摂るようにしましょう。・予防体操
インナーマッスルをストレッチすることで偏頭痛の予防、慢性化を防ぐことができます。 ここで、偏頭痛の予防になる体操を2つご紹介していきます。 *頭痛が起こっている場合は行わないでください<CAT&DOG>
・四つ這いになります ・背中を反り肩甲骨をよせます

<胸郭回旋運動>
・横向きに寝た状態で両手を前方に伸ばします ・上になっている方の足を前に出し、膝を曲げ床につけます

偏頭痛Q&A
頭痛が起きたら偏頭痛を疑っても大丈夫ですか?
頭痛にはさまざまな種類があり、必ずしも偏頭痛という訳ではありません。 頭痛を改善していくにはしっかりと見極めていくことが大切です。 下記のページにさまざまな頭痛の詳しい解説が書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
偏頭痛が起こっているのですがお風呂に入ってもいいですか?
湯船につかってしまうと全身の血流が良くなって頭痛を悪化させる原因になります。 偏頭痛が起きているときは入浴を控え、シャワーのみにするようにしましょう。














