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頭痛の原因と改善方法

最終更新日 2021/06/22
接骨院がくグループ代表
柔道整復師 山田 学 監修

頭痛を我慢しているのはとても辛いですよね。

多くの方が頭痛を経験されていて
日本では実に4人に1人もの方が頭痛でお悩みになられています。

頭痛といってもさまざまな痛みがあり、その頭痛の種類によって対処法が異なります。また対処を間違えると逆に頭痛をひどくしてしまうこともありますので

ここでは、
頭痛の原因や家でもできるケアの仕方のポイントをわかりやすくお伝えしていきますね。

頭痛 もくじ

・ 頭痛とは?
・ 頭痛の種類とその原因
・ 頭痛の予防体操
・ 頭痛に効くツボ
・ 頭痛Q&A
・ 頭痛の施術法

頭痛とは?

頭痛は気圧の変化や気温の変動によって影響を受けることがあります。
天気が悪い日に頭が痛くなると感じる方も多いのではないでしょうか?

また、頭痛には一次性と二次性にわけられます。

一次性頭痛とは多くの方が感じている一般的な頭痛になります。

二次性頭痛とは脳に異常があり、放っておくと命にも関わってくる非常に危険な頭痛になります。

頭痛の種類とその原因

ここでは一次性と二次性頭痛の代表的なものをお話していきます。

・一次性頭痛

①緊張型頭痛

頭痛の中で最も多く、男性よりも女性に多い頭痛になります。

痛む部分として
首すじから後頭部に出始め、しだいに頭全体に痛みが広がっていきます。

頭痛の特徴として
頭をギューッと締めつけられるような痛み、頭の重だるさ、圧迫感があります。

痛みは軽度から中等度で体を動かしても痛みが悪化することはありません。

数十分~数時間で痛みは治まることが多いですが、数カ月と慢性化する場合もあります。

原因は
血行不良により筋肉に老廃物がたまり、血管に炎症が生じます。
すると、痛み物質が発生し周囲の神経を刺激してしまうことで痛みが起こります。

一番の要因は身体的・精神的ストレスからくることが多いです。

肩こりなどによる筋肉の緊張や目の疲れ、冷房による冷えなども要因の一つとなり、長時間同じ姿勢をしている(デスクワーク、運転手)などの方に多く見られます。

②偏頭痛

偏頭痛も緊張型と同様に女性に多い頭痛になります。

痛む部分として
頭の横側やこめかみに痛みがでます。
痛みは一側にでることが多いですが、両側に痛みがでることもあります。

頭痛の特徴として
ズキンズキンと脈を打つような強い痛みで体を動かしたり、気温や気圧の変化、音や光で悪化します。

痛みは月に1・2回、多い方は週に1回のペースで繰り返し痛みが起こり、

数時間で痛みが治まることもあれば3日間ほど続くこともあります。

また、頭痛の前触れとして目の前がチカチカしたり、暗くなったりする閃輝暗点という症状が起こることがあります。

原因は
脳血管が急激に拡張し、脳神経の一つである三叉神経を刺激してしまい痛みが生じるといわれています。

ストレス、気温や気圧の変化、空腹、不規則な睡眠、光や音、食事(チーズ、ワインなど)、女性ホルモン(エストロゲン)の変動などが要因となります。

偏頭痛の詳しい解説はこちら≫≫

③群発頭痛

緊張型や片頭痛と違い男性に多く、
痛みの王様と呼ばれるほど強い痛みがでます。

痛む部分として
どちらか片方の目の奥に痛みがあり、
涙がでたり充血することもあります。

痛みの特徴として
目の奥がえぐられるような強い痛みがあり、数十分から長い方で3時間ほど痛みが続きます。

痛みは同じ時間帯に起こりやすく、夜中や明け方に多いです。
年に1・2回と期間が集中するのも特徴的です。

原因は
目の奥にある太い血管が急激に拡張し、三叉神経を刺激してしまい痛みが生じると考えられています。

気温や気圧の変化、不規則な睡眠、過剰な飲酒と喫煙などが要因となります。
特に頭痛の期間中は少しの飲酒でも悪化する可能性があるので気をつけましょう。

・二次性頭痛

①くも膜下出血

二次性頭痛の中で最も代表的な頭痛になります。
後頭部をハンマーやバットで殴られたようなと表現されるほど痛みが強く、意識を失ってしまうこともあります。

原因は
ほとんどが脳動脈瘤の破裂により、突然強い痛みがやってきます。
脳動脈瘤は先天的なものやストレス、過剰な飲酒、喫煙などによる高血圧、動脈硬化が原因と考えられています。

そのほか、頭部外傷や動静脈が弱っていたことで血管が破裂する場合もあります。

②脳腫瘍

朝方に痛みやすく、起きてからしばらくたつと痛みが改善されることがあります。

原因は
脳腫瘍によって頭蓋骨の内圧が高まることで痛みが生じます。
突然強い痛みがでることは少なく、腫瘍が大きくなるにつれて徐々に強くなっていきます。

頭痛の予防体操

<首の屈曲運動>

①頭の下にタオルを置いて仰向けに寝ます
②人差し指であごに触れます

③人差し指は動かさずにあごを引いて後頭部をタオルに押し付けます

④人差し指の位置まであごを戻します

これを10回繰り返し、3セット行います。

ポイントは
あごを戻したときに上がりすぎないようにすることです。

*痛みのない範囲で行ってください

<首の回旋運動>

①頭の下にタオルを置いて仰向けに寝ます

②軽くあごを引いて右を向きます

③あごを引いたまま、左を向きます

これを10回繰り返し、3セット行います。

ポイントは
あごが上がらないようにすることです。

*痛みのない範囲で行ってください

頭痛の予防・対処法の詳しい解説はこちら≫≫

頭痛に効くツボ

【緊張型頭痛】

①百会(ひゃくえ)
両耳の1番上を結んだ線の真ん中

②肩井(けんせい)
首の中央と肩の先端の真ん中

③天柱(てんちゅう)
首中央の1番くぼんでいる所から指1本横側
④風池(ふうち)
完骨から指1本内側

⑤完骨(かんこつ)
耳たぶから指を後ろになぞって耳の後ろの骨をこえた所にあるくぼみ

⑥印堂(いんどう)
左右の眉毛の間
⑦太陽(たいよう)
こめかみのくぼみ

【偏頭痛】

①手三里(てさんり)
肘を曲げてできた横シワの外側から手首に向かって指3本のあたり

②合谷(ごうこく)
人差し指の外側をなぞっていき、手の甲にある骨の真ん中

③崑崙(こんろん)
外側のくるぶしとアキレス腱の間

④足臨泣(あしりんきゅう)
足の薬指と小指の間を足首に向かってなぞり、骨と骨がぶつかっているところ

頭痛Q&A

頭痛のとき温めた方がいい?冷やした方がいい?

頭痛の種類によって変わります。
緊張型頭痛の場合は温めた方がいいです。入浴をしたり、温めたタオルで首や肩を温め、血行を良くしていきましょう。
また、体操やマッサージなどをして筋肉をほぐすと楽になることがあります。
偏頭痛の場合は冷やした方がいいです。アイスパックなどで痛む部位を冷やし、なるべく暗く静かな場所で休んでください。
温めたり、体操やマッサージをしてしまうと血行が良くなってしまい、痛みが悪化してしまうので気をつけましょう。

二次性頭痛の疑いがあったらどうすればいいですか?

なるべく早く医療機関に受診しましょう。
頭痛ぐらいと思ってしまうかもしれませんが二次性頭痛は命に関わります。
いつも感じている頭痛とは違う痛みがあれば、我慢せずに医療機関にいきましょう。
また、くも膜下出血の場合は突然激しい頭痛に襲われるため、近くの人に助けを求めて救急車を呼んでもらいましょう。

頭痛の施術法はこちら≫≫

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