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腕が上がらない時の原因と改善方法

最終更新日 2021/08/19
接骨院がくグループ代表
柔道整復師 山田 学 監修

ある日突然、肩に痛みが走り腕が上がらなくなってしまった。そんなときに40肩・50肩ですか?と質問される方が多くおられます。
腕が上がらない原因は実はいくつもあります。40肩・50肩と決めつけないで状態をしっかり把握した上で状態に合った施術をしていくことが大切です。ここでは腕が上がらない症状についてわかりやすくお伝えしていきます!

腕が上がらない もくじ

・ 腕が上がらなくなる症状について
・ 腕が上がらなくなる種類
・ 腕が上がらない症状の予防法
・ 腕が上がらない症状 Q&A
・ 腕が上がらない時の施術法

腕が上がらなくなる症状について

腕が上がらなくなる代表的なものは40肩・50肩ですが、その他にも様々な原因によっておこります。

・肩の関節を覆っている組織が縮まり腕が上がらなくなっている
・肩甲骨と腕の骨の間で組織が挟まり腕が上がらなくなっている
・肩甲骨と腕の骨を結ぶ筋肉が痛んでいる、もしくは切れてしまっている
・腕を上げる神経が首、肩で圧迫されている

などなど…。
治療法もその状態に合わせて選択していきます

腕が上がらなくなる種類

・40肩・50肩

正式名称は肩関節周囲炎といいます。固まったように上がらなくなるため凍結肩ともいいます。
加齢によって筋肉や腱の柔軟性が低下し、肩をスムーズに動かせなくなることなどがきっかけになります。
肩のまわりや肩の骨と骨を結んでいる関節の袋に炎症が起こり、その後小さくしぼんで固まってしまっている状態です。
自分ではなく他の人に腕を上げてもらう時に固まって上がらない時は40肩・50肩の疑いがあります。

下記のページに50肩の詳しい解説や予防法が書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

50肩の詳しい解説はこちら≫≫

・肩のインピンジメント症候群

同じ動きを繰り返すことで肩の骨と骨の間のクッションが腫れてしまいその間を通る筋肉が挟まり引っかかっることによって腕が上がらなくなります。

・腱板損傷

肩の骨と骨が離れないように結んでいる筋肉を痛めてしまうものです。
腕を上げる時に関節の中心が安定しないため腕が上がりづらくなります。

・腱板断裂

肩の骨と骨が離れないように結んでいる筋肉が切れてしまうものです。
腕を上げる時に関節の中心が不安定になり上がらなくなります。他の人が手伝えば腕を上げることはできるのも特徴です。

・斜角筋症候群

斜角筋という首の横にある縦長の筋肉が首から腕などに走行する神経や血管を圧迫することで起こります。手のしびれとともに腕が上がらなくなることもあります。

・頸椎性症神経根症

首の骨のずれなどにより首から腕にかけての神経が圧迫され痛みや手が上がらないなどの症状が出現します。

腕が上がらない症状の予防法

腕の筋肉は日頃から腕を持ち上げるように働いています。

腕の筋肉の負担を減らすためにも
腕の筋肉のマッサージやストレッチもまめにする必要があります。

また背中の筋肉を意識して日頃から使うことで、腕の筋肉の負担を減らすことができます。

ここで腕が上がらない症状の予防、改善になる体操を3つご紹介していきます。

*痛みのない範囲で行ってください

<シュラッグ運動>

①両腕を横に降ろして肩の力を抜きます

②わきを閉じたまま肩をすくめます

③ゆっくりと降ろします

これを10回繰り返し、3セット行います。

ポイントは
肩をすくめたときに、肩が前方にでないようにすることです。

<広背筋のストレッチ>

①両手をつないで万歳をします

②片側のお尻に重心を乗せて反対側へ体を反らします

③10秒キープしたら、ゆっくりと戻します

これを10回繰り返します。

ポイントは
体を反らしたときに、しっかりと反対のお尻に重心をのせることです。

<肩関節外旋運動>

①輪ゴムを2つ準備して結びます
②両方の親指にそれぞれ輪をひっかけます

③両肘をテーブルの上に置き、両手をゆっくりと外側に開きます

④ゆっくりと元の位置に戻します

これを10回繰り返し、3セット行います。

ポイントは
なるべく大きく動かすこと、
開くときも戻すときも同じ速さで一定のペースで行うことです。

腕が上がらない症状 Q&A

腕が痛くて上がらない時には普段どのようなことに気を付ければよいですか?

痛くて動かすのがつらい時は腕の負担のかからない姿勢をとることが大切です。
具体的にお話します。

・座っている時

バスタオルを痛い方の腕の脇に挟みます。
バスタオルがない場合はポケットに親指と人差し指の間を引っかけるようにし、腕の重さが肩にかかりにくいような姿勢をとります。

・寝ている時

バスタオルを2枚準備します。仰向けになり両方の腕から肘の下にかけてバスタオルを入れていきます。

この時に肩が身体の前側に出過ぎないように注意してください。

腕が上がらない時の施術法はこちら≫≫

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