LINE相談
TEL LINE

腰痛の時に治療機を使うかどうかの判断とは? | 伊勢崎市にある接骨院がく伊勢崎茂呂院は日祝日も交通事故施術に対応

営業時間
0270-20-7833

腰痛の時に治療機を使うかどうかの判断とは?

最終更新日 2021/12/27
接骨院がくグループ代表
柔道整復師 山田 学 監修

腰痛が出た時に、腰痛治療機を使う人もいると思います。最近は、様々な治療機が開発されています。治療の方法も様々で、電気刺激を用いるもの、温熱効果を利用するもの、ストレッチを促すものなど、様々なものがあります。しかし、腰痛と言っても、様々な原因で腰痛が出現します。この時に疑問に思うのが、自分が持っている治療器具は使っていいものなのだろうか?使うと余計に悪くならないだろうか?このような疑問を、持つ人もいると思います。今回は、自分が持っている治療機を使っても良いのか、判断できるように治療機別に使ってもいい場合、使わない方がいい場合を解説して行きます。

腰痛の時に治療機を使うかどうかの判断とは? もくじ

・電気刺激を使う治療機

・温熱治療機

・腰が反り返る器具

・体をねじる器具

・ぶら下がり健康器

・マッサージ器

・まとめ

治療機別に使っていい時と使ってはいけない時を解説

電気刺激を使う治療機

電気刺激を使う治療器は、電極を患部に貼り付け、電気を流すことにより筋肉を収縮させて痛みを取り除くものです。商品により様々なリズムがプログラムされており、色々な刺激を入れられます。筋肉は脳からの電気刺激で動いていますので、治療器を使うと、実際に筋肉がピクピク動いていることがわかります。

・使っていい場合

慢性的に続く腰痛で、主に筋肉が原因の痛みの場合は使っても良いです。腰痛の8割は筋肉の痛みと言われているので、ほとんどの人は使っても問題ないと思われます。

・使ってはいけない場合

筋肉を動かして痛みを取り除く治療機なので、急性腰痛など筋肉に痛みが出てすぐの状態は使わない方が良いと思われます。急激に筋肉に負担がかかって、肉離れのように筋肉の組織が損傷して炎症が起きている状態ですので、筋肉に収縮が入ると痛みが出てしまいます。徐々に炎症が落ち着いてきて、腰の筋肉に、ある程度力を入れることができるようになれば、使用しても良い状態と言えます。

温熱治療機

温熱治療機は、患部を温めて血流を良くし、痛みを除去する治療器具です。この治療機が治療対象にしているのは、筋肉を対象にしています。商品によってはお腹も同時に温められたり、腰意外にも流用ができるような設計になっていたりします。

・使っていい場合

電気刺激を用いる治療機と同様に、筋肉が原因の腰痛に対して効果的です。足に痺れがある状態(脊柱管狭窄症やヘルニアなど)でも、温熱刺激が痺れの感覚を一時的に弱めてくれる効果も期待できます。

・使ってはいけない場合

熱を使うため、炎症が起きている部位には使用してはいけません。ぎっくり腰などの急性腰痛になってから、3日目位までは使用しない方が良いでしょう。他の部位に利用する場合も同様で、肉離れを起こした当日の利用などは避けてください。

腰が反り返る器具

細かな凸凹や大きなコブなど、様々な形のクッションの上に乗ることで、指圧効果が期待できます。寝るだけでお手軽に指圧のような効果が得られるので、使い方が簡単なことが特徴です。

・使っていい場合

筋肉が原因の腰痛や、腰椎椎間板ヘルニア、椎間板性の腰痛まで、適応範囲が広いです。前屈で腰が痛くなる場合に、腰が反り返る器具は適応になります。

・使ってはいけない場合

腰が反り返って、痛みが出る場合は使ってはいけません。具体的には、椎間関節という腰骨の関節に痛みが出ている場合や、変形性腰椎症と呼ばれる腰の骨の変形を伴う疾患の場合です。これらの疾患は、椎間関節が噛み合う方向に動いた時に痛みが出ることが多いです。なので、このような状態で腰が反り返る器具を使用してしまうと、余計に痛みが出てしまうことが考えられます。これらの疾患は、前屈方向に動かし、椎間関節が広がるようにしていくことで症状が緩和することがあります。

体をねじる器具

体を捻ることにより、腰回りの筋肉をストレッチしていく器具です。筋肉の反復収縮を用いて、筋肉の血流をよくして行きます。また、お腹周りの筋肉を鍛えていくことで、腰の負担を軽減して行きます。

・使っていい場合

腰の筋肉が痛い場合に適応になりますが、体を捻るように使う場合にも腰の筋肉が使われますので、お腹を意識しながら使う必要があります。

・使ってはいけない場合

腰の筋肉にねじれるストレスがかかりますので、腰の筋肉を痛めてすぐの状態は使用を控えた方が良いと思われます。また、腰を捻ることで足に痺れが出るような人も使用を控えましょう。変形性腰椎症と言われている人は、勢いよく体を捻ってしまうと、腰の骨の関節を痛めてしまうかもしれないので、ゆっくりと動作を行うことをお勧めします。

ぶら下がり健康器

ぶら下がることによって、下半身の重さを利用し、腰を牽引するために使用します。

・使っていい場合

腰の牽引に該当しますので、使っていい範囲は大きいと思われます。腰の筋肉が痛い時や、ヘルニアでも適応となります。特に腰の筋肉が伸ばされますので、筋肉のリラックス効果が得られやすいです。

・使ってはいけない場合

あまり多くありませんが、腰骨の変形が重度な時は逆に痛みが出てしまう可能性があります。そもそもの話になりますが、ぶら下がる体力や筋力がない人や、ぶら下がり後に落ちる可能性のある人は使用してはいけません。

マッサージ器

ブルブル震えるマッサージ機は、筋肉の血流をよくしてくれます。安静にしていても筋肉の血流を良くすることができますので、適応範囲が広いです。

・使っていい場合

ほとんどの場合で、使用して良いと判断できます。筋肉が原因の腰痛や、腰の骨の変形に伴う筋肉の張りにも使用することができます。ヘルニアや脊柱管狭窄症があって、足の痺れが出てしまったとしても、マッサージ機は神経症状を悪化させるものではないため、使用しても大丈夫だと考えられます。しかし、使用する時の姿勢で、何かしら体に悪い変化が起こるようであれば、使い方を変えてみる必要があります。

・使ってはいけない場合

急性腰痛や腰骨の骨折など、炎症が起きている場合には使用してはいけません。マッサージ機は血流を良くして痛みを除去していくものなので、炎症がある場合には、血流が良くなることで症状が悪化することも考えられますので、注意が必要です。

まとめ

治療機の目的を知り、適切に使用していきましょう。
今回の記事では、腰痛の時に治療機を使うかどうかの判断について解説してきました。巷には、様々な効果を謳った、様々な治療機が存在しています。どの治療機にも当てはまることとしては、急激な腰痛が出てすぐの炎症がある状態には使わない方が良いということです。全体の傾向としては、血液の流れを良くして痛みを取り除くものが多いため、炎症がある時期に治療機を使ってしまうと、炎症が悪くなってしまうことが考えられます。また、腰の痛みは様々な原因で起こります。筋肉の痛み以外にも、腰の関節に痛みが出ている場合もあります。その場合は、反り返りや捻りなどの動きが大きく出るような運動は、ゆっくりと行うか、控えた方が無難です。いずれにしても、受診した専門家に、どのような症状なのかをしっかりと聴取し、自分が所持している治療機が何を目的としていて、どのような作用をするものなのかをしっかりと理解した上で、治療機の使用を相談してみるといいのではないでしょうか。
※今回記載した内容は、あくまで一般論です。各個人により痛みの原因は異なります。治療機の使用に関しては説明書をよく読んだり、主治医に相談したりして、使用するようにしてください。