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股関節痛の原因と改善方法

最終更新日 2021/06/22
接骨院がくグループ代表
柔道整復師 山田 学 監修

わたしたちが生活するうえで股関節には必ず負荷がかかります。

そんな股関節に痛みがでたら大変ですよね。
歩くだけでなく立ち上がることも辛くなってしまいます。

股関節痛といってもさまざまな原因があります。

ここでは、股関節痛の原因と改善方法についてわかりやすくお話していきます。

股関節痛 もくじ

・ 股関節の役割
・ 股関節痛の種類とその原因
・ 股関節痛の治療
・ 股関節痛の予防
・ 股関節痛Q&A
・ 股関節痛の施術法

股関節の役割

股関節は、ももの骨である大腿骨と骨盤でできています。
大腿骨には丸いボール状の骨頭があり、骨盤には骨頭の受け皿である臼状の寛骨臼と関節をつくっています。

この構造からわたしたちの足はさまざまな方向に動かすことを可能にしています。

股関節の中は、関節液という液体で満たされており最も摩擦の少ない関節で、まわりは強い靱帯で補強されているので脱臼をしにくいという特徴があります。

股関節には、歩いているとき体重の3~4倍、階段では6~9倍の負荷がかかっていますが筋肉、腱、靱帯によって安定性を保っています。

股関節痛の種類とその原因

①変形性股関節症

特徴
・中高年の女性に多い
・股関節の痛み
・股関節の動かしにくさ
・足の長さの違い
・動きだしの痛み
・症状が進行すると安静時痛がでる

原因
多くは先天性股関節脱臼、寛骨臼形成不全症といった先天的な病気が原因となります。

寛骨臼形成不全症は、大腿骨頭の受け皿となる寛骨臼のくぼみが発育不全によって小さい状態で、大腿骨頭と寛骨臼のあたる面積が狭くなり、通常よりも大きく負荷がかかります。

幼少児のころに気づかないことがあり、そのまま年齢を重ねたとき軟骨がすり減っていきます。

すると、徐々に大腿骨頭と寛骨臼のすき間がなくなり、骨同士がぶつかり合い変形していきます。

症状が進行していくと骨棘という骨のとげができ、まわりの組織を刺激します。

②大腿骨近位部骨折

特徴
・高齢の女性に多い
・股関節の強い痛み
・座る、立ち上がるができないことが多い
・股関節を曲げることができない
・寝たきりによって肺炎、褥瘡、下肢静脈血栓、認知症などを合併することがある
・合併症による死亡率が高い
・骨頭部、頚部、転子部、転子下部骨折に分類される
・頚部、転子部骨折が多い

原因
一般的に歩いていたり自転車に乗っていたときに横に転倒して、ももの外側の出っ張ている大腿骨転子部を強く打った衝撃で骨折します。

また、加齢によって骨が弱くなっていたり、骨粗しょう症の方は軽く打ったり、捻った場合でも骨折のおそれがあります。

③大腿骨頭壊死

特徴
・股関節に強い痛み
・体重をかけることが難しくなる
・安静時痛が生じることもある
・歩行困難になる
・症状が進行すると股関節が変形してくる

原因
大腿骨頭壊死には、原因がはっきりしている続発性と原因がはっきりしない特発性のものがあります。

続発性の場合は、大腿骨頚部骨折などの骨折、放射線治療、血管内に気泡ができる減圧症などがあります。

特発性の場合は、過剰な飲酒の継続や多量のステロイドの使用などが考えられています。

股関節痛の治療

接骨院の治療では、変形性股関節症の初期や変形が少ないときに治療ができます。
手技療法や電気治療によって痛みの緩和、股関節の可動域を改善していきます。

大腿部の筋力トレーニングをしていき、股関節にかかる負荷を軽減させていきます。

股関節の変形が強い場合、大腿骨近位部骨折や大腿骨頭壊死では、病院で手術が適用となることが多いです。

下記のページに股関節痛の詳しい施術内容が書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。

接骨院の施術法はこちら≫≫

股関節痛の予防

①適度な運動をする

運動を習慣化することで骨粗しょう症のリスクを下げ、大腿骨近位部骨折を予防することができます。

天気のいい日にウォーキングなどをして健康な体づくりをしていきましょう。

②股関節まわりのストレッチ

股関節に疾患がなくても痛みを生じることがあります。
その場合は、股関節まわりの筋肉が硬くなっていることが多いです。

筋肉の柔軟性を保つことで股関節にかかる負荷を軽減させることができます。

お尻まわり、ももの前後の筋肉をしっかりとストレッチするようにしましょう。

③生活習慣をよくする

体重の増加は股関節にかかる負荷を大きくします。
食事などで体重のコントロールをしっかりと行うようにしましょう。

また、血行不良は大腿骨頭壊死の原因になります。
大腿骨頭は元々、血管が少なく血行があまりよくないという特徴があります。
喫煙や飲酒を控え、普段から血行を良くするように気を配っていきましょう。

<股関節痛の予防トレーニング>

股関節痛を予防するには股関節まわりの筋力を維持することも重要です。
ここでお尻、ももの前後を鍛えられるトレーニングを2つご紹介していきます。

*痛みのない範囲で行ってください

①両足スクワット

・足を肩幅よりも少し開きます
・膝を90度まで曲げます

これを10回繰り返し、3セット行います。

ポイントは
膝を曲げたときに内側に入らないようにすること、腰を丸めないようにすることです。

また、スクワットの強度が高くなり難しくなりますが、膝を曲げたときにつま先よりも前にでないようにします。
できそうな方はチャレンジしてみてください。

②片足立ち

・両足を肩幅ぐらい開きます
・床と平行になるように太ももを上げ、10秒間キープしてバランスを保ちます

これを10回繰り返し、3セット行います。

ポイントは
太ももを上げたときに、腰が丸くならないようにすることです。

股関節痛Q&A

股関節の痛みに効くツボはありますか?

股関節の痛みに効くツボを2つご紹介します。
これからご紹介するツボを親指の腹を使って、ゆっくりと少し強めに数回押してみてください。

<環跳(かんちょう)>

股関節を深く曲げたときにできるしわの外側

<陽陵泉(ようりょうせん)>

膝の外側を下になぞると骨の出っ張りがあります
その骨の出っ張りから前ななめ下

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