腰痛治療時に必要な正しい椅子の座り方 もくじ
・椅子は価格ではなく足の高さや座面や素材で選ぶ ・腰痛になりにくい正しい椅子の座り方 ・いい座り姿勢は疲れを感じやすい? ・楽に長くいい座り姿勢を保つコツ ・まとめ
・椅子は価格ではなく足の高さや座面や素材で選ぶ

・腰痛に負担が少ない椅子の形や大きさ
・まず一つ目は背もたれがあること
背もたれがあった方が背骨を支えてくれ長時間いい姿勢で座れます
・背もたれの角度は直角くらいでOK
あまり後ろに倒れていないものがいいと思います
多少は小型のクッションで調整することもできます
・椅子が安定しているか
試しに座ってみて体を揺すってみてください
ある程度硬く作られていた方が良いです。
体を少しゆするだけで動いてしまうようだと体を安定させるため背中を曲げて悪い姿勢になってしまいます
・座面の形状
膝の裏を椅子の座面につけたときに腰と背もたれが付くくらいの座面の奥行にしてください。
腰と椅子の背もたれの間にすき間があると後ろに体が倒れてしまいます。
・素材
座面や背もたれの質感がつるつるしていると滑ってしまい浅い座り方になってしまいます
・足の高さ
足の裏が地面にしっかりついて状態で膝が90度、股関節の曲がりが90度~110度になるくらいの足の高さがあった椅子の高さです
・腰痛になりにくい正しい椅子の座り方
完成系はこのような姿勢になります いくつもポイントがありますが 簡単に意識できることばかりなので 覚えながらやってみてください。 ① まずは椅子の斜め前に立ちます
・右斜め前でも左斜め前でも大丈夫です
・次に背もたれを椅子に近い方の手でつかみます
・そしてここからがポイントです!
椅子の背もたれと座面の間の角の所を把握します
ここです⇒
・そしてからそこを覗き込むようにお辞儀します
・ここが2つ目のポイントです
覗き込むときに背中を丸めずに腰を曲げます
・太ももとお腹を近づけるように股関節を折りたたむイメージです
・そして先ほど把握した背もたれと座面の角に一度でお尻を深く押し付けるように座ります
※浅く座ってから座りなおすといい座り方になりません
必ず一度で角にお尻を当てて座るようにしてください。
・足首は膝の真下におく
足首が膝より前に行くと膝は開きやすくなり、膝より後ろに行くと内またになってしまいます。
どちらも足の支えが安定せず猫背や反り腰などの悪い座り方の原因になります。
・足首の角度は人差し指の位置に注目
少し専門的になりますが足首の角度は足のひとさし指と踵を結ぶ線をイメージしてそれを左右平行にするとすごく安定します。
これで
楽に正しく座れる方法が完成しました
・いい座り姿勢は疲れを感じやすい?
悪い姿勢にした方がかえって楽に感じる方もおられるかと思います その理由は日頃からゆがんだ姿勢で座り続けているため、筋肉がよくない姿勢に固定されてしまっているためです このような時は先ほどの手順に沿って座っていただくと 無理なく長い時間いい姿勢で座ることができます・楽に長くいい座り姿勢を保つコツ
ただどんなにいい座り方でも長時間座っていると段々に疲れて姿勢が崩れてきてしまいますので そんな時にリセットしてまた座りやすくなるコツを説明します。 まず座った姿勢のまま深く座りなるべく骨盤を立てるように座ります 次に太ももにお腹を近づけるように腰を大きく反って前かがみになります 頭のつむじを糸で引っ張られているイメージを持ちながら頭⇒首⇒背骨⇒腰骨の順で腰をゆっくり戻していくと 腰痛になりにくい姿勢になります。


















