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交通事故でのシートベルト損傷

2017.07.11 | Category: 交通事故治療

シートベルトは交通事故による衝撃によって体がフロントガラスへ打ち付けられてしまうのを防ぐ目的で使用されるものですが、このシートベルトによって体に強い圧力がかかって内臓を損傷してしまうこともあります。これを「シートベルト損傷」と呼び、シートベルトが当たっている部分、例えば脾臓や膵臓、腸間膜などが損傷し障害が起こります。

 

例えば膵臓損傷の殆どは交通事故によるシートベルト損傷が原因とされています。傷を負った直後はおへその上付近に軽い痛みが出るだけですが、徐々に痛みが強くなって胸骨あたりや背中までもが激しく痛んだり吐き気や嘔吐などの症状が出たりします。これは損傷を受けて膵液が徐々に漏れ出すため症状も徐々に表れ始めることが原因です。膵液には消化酵素があるため、これが漏れ出すと周辺組織にもダメージを与えますし、壊死した部分から感染症を合併したり腫瘍化してしまったりする恐れもあります。従って、膵臓損傷の有無をCTなどで確認し、発見したなら素早く手術で膵液の漏れを防がなければなりません。

 

脾臓損傷も、その原因の多くがシートベルト損傷によるものとされています。脾臓損傷の場合、それ自体による特徴的な症状はなく、脾臓周囲の他の組織が痛みや吐血などを引き起こした際に出血性ショックによる血圧低下が見られた場合に脾臓損傷が疑われ、検査で確認されることになります。かつては脾臓は摘出しても特に問題のない臓器と考えられていましたが、現在では免疫学的役割が明らかになり、できる限り温存する形で治療する方針となっています。

 

シートベルトは前述の通り事故から体を守るセーフベルトですから着用は不可欠ですが、これらシートベルト損傷を防ぐためにはシートベルトをきつく締めすぎず適度を心がけることをお勧めします。また、内臓損傷のような重篤な症状には至らなくても何らかの異常を感じるなら、すぐに医療機関で診てもらいましょう。「接骨院がく伊勢崎茂呂院」は交通事故治療を専門に行っている医療機関です。平日21時まで、日曜も交通事故の方のみ、予約制で午前中診療していますので、お忙しい方も是非ご来院ください。

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